スポンサーサイト
--.--.--.-- Posted in スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
上司の%田さん
Mon.21.05.2012 Posted in 干された
0 comments 2 trackbacks
ここで、上司の%田さんについても、少しお話ししておきましょう。

新しく上司となった%田さんは、変わった人だと思いました。

かなり無口です。
もっとも、彼は技術畑一筋の人でしたので、無口なのはそれほど不思議なことではありません。
しかし用事があるときは、すぐ斜め前に座っているのにもかかわらず、走り書きしたメモを私の机に投げてよこすのには、最初は戸惑いました。

当然、あいさつをしても一方通行です。
%田さんに誰かが用事でやってきても、まともに会話が成り立っているのは見たことがありません。
いつしか、私たちの部署には、誰も来なくなりました。

正直、こういう人は初めて見ました。
しかし、前の部署でもそうだったということですので、個性なのだろうと思うことにしました。

・・・ここまでは、許容範囲でした。

しかし、そのうちに、困ったことが出てきました。

私の部署は、出張や外部の関係機関との交流は活発でしたし、またなくてはならない業務でした。
しかし%田さんが部門長になってからというもの、取引先や提携先への出張、勉強会やセミナー出席、関連団体とのミーティングなどなど、外部とコミュニケーションを持つことは全面禁止となりました。

私 『%田さん、それでは業務が成り立ちませんよ。外部とコミュニケーションを取らずして、私たちの部署に存在意義はあり得ないのではないですか?』

%田さん 『う~・・・う~・・・外の者と付き合っても、何の役にも立たない。必要ならメールとかファックスを使え』

私 『face to faceで信頼関係を築くことも大切なのでは…』

%田さん 『そんなもの要らん。絶対に要らん』

私 『%田さん、では私たちの部署に対する展望や目標などについて、%田さんのご意見を教えていただけませんか?これからの部署運営のために、お互いに摺合せをしていきませんか?』

%田さん 『う~う~・・・あんたには目標とか展望があるんかね?』

私 『ええ、私なりにありますが』

%田さん 『なら、それを提出してよ』

私 『・・・・』


上司に業務計画や目標を尋ねてみたとき、上司が自分の意見は言わずに、『君はどうなの?』と、逆質問になった場合。
これまでの私の経験から言うと、これは自滅フラグです。
計画・目標を提出しても目の前で破って捨てられる、または、『余計なことを考えないで目の前の仕事をやれ』・・・などと怒鳴られ、人事考課も下げられるのがオチです。

もともと、わが社では、チームリーダーや部門長が、部下やメンバーに部署の目標や計画を話すことは、基本的にはありません。
とくに技術系の部署では、『その必要はない』とされています。
要は、下々のスタッフたちに経営方針や目標なんか話しても意味がない、という一種の『愚民化政策』だと、私は今でも思っています。
『愚民化』が言い過ぎだとすれば、上の人と下々の人との間に『情報格差』を設けることが、わが社のマネジメントの方法なのかもしれません。

ですが時には、部門長たち自体が、会社の将来展望について考えることを停止したのではないかとも思えてきます。

ついでに言うと、会社の数字、たとえば会計報告や損益報告などは、部門長以下にはマル秘となっています。
私の職位は中間管理職ですが、わが社の利益や売り上げについては全く知りません。
ずっと昔、比較的仲の良かった他部署の部門長にそれとなく尋ねたことはありましたが、
『そんな大切な情報を下の者にまで教えて、社外に情報が洩れたらタダでは済まされないから』
と一蹴されたことがありました。
社外に洩れたら困るような利益なのでしょうか?

情報遮断が良いことだとは思えないのですが、それがわが社なのだと思うしかないのかもしれません。


話が逸れました。

%田さんは、おそらく部署に関しての自分の考えは、あまり持っていないのだと判断しました。
彼にマネジメント的なことや大局的なことをあれこれ尋ねるのは、酷なのかもしれないと思い、以来その話題は出さないようにしました。
考えてみれば、畑違いのところから来た%田さんにいろいろなことを求めてはいけないのかもしれません。
自分が%田さんをうまく立てて、裏からさりげなく部署運営をできるようになればいいし、会社もそれを求めているのだろうと、その時は考えたのです。

とは言え、海図もGPSも、無線や携帯も持たず、漁協にも加入しない漁船と同じようなもので、果たして遭難もせずに一定の漁獲量をあげられるのか、不安は尽きませんでした。

そのころから、仕事をしていて、時々ふと嫌な予感にさいなまれることが増えるようになりました。






スポンサーサイト

« 社内失業はこうして始まった | Home | 休職明けの面談 ~ 世の中なめんな! »

comments

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

trackback

まとめtyaiました【上司の%田さん】

ここで、上司の%田さんについても、少しお話ししておきましょう。新しく上司となった%田さんは、変わった人だと思いました。かなり無口です。もっとも、彼は技術畑一筋の人でしたので、無口なのはそれほど不思議なことではありません。しかし用事があるときは、すぐ斜め...

まとめ【上司の%田さん】

ここで、上司の%田さんについても、少しお話ししておきましょう。新しく上司となった%田さんは、変わっ


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

topBack to TOP

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。