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休職明けの面談 ~ 世の中なめんな!
Mon.21.05.2012 Posted in 欝の顛末
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話を現在に戻しましょう。

『抑うつ症状につき1ヶ月の休職を命ず』
と、会社指定の心療内科の先生に診断書をもらい、1ヶ月ゆっくり休み、職場復帰する予定でした。
しかし、自称『カウンセラー』の”顧問”に呼び出しをくらい、
『いくら休職の診断書があっても、他人が働いている時に自分だけ休むなんてもっての他だ』
と説教されました。
人事や安全衛生係にも強く言われ、結局のところ休職は3週間で打ち切らざるを得ませんでした。
”顧問”との面談があった後、かなり重苦しい気分が続き、なんだか気疲れしてしまいました。
休養できたとの実感も無く、診断書をもらった3週間後に出社しました。

今後の業務について、%田さんと打ち合わせることにしました。

私 『不在中、いろいろとご迷惑をおかけしました。休職期間は昨日で終わりました。ゆっくり休ませていただいて、心身も回復したので、これからは元通りに業務に打ち込みたいと思います。
早速ですが、今後の仕事の分担についてですが・・・』

%田さん 『う~う~・・・仕事は無い』

私 『は?』

%田さん 『仕事は、無い』

私 『え?私が復帰してから進めることになっていた案件もいくつかあったと思いますが』

%田さん 『無くなった』

私 『・・・無くなったとは? 他の部署が肩代わりしてくれたのですか?』

%田さん 『違う』

私 『すみません、詳しく教えてもらえませんか?』

%田さん『う~う~う~う~・・・・・(長い沈黙) 無いものは無い。無くなった。余計なこと考えるな』

私は、絶句しました。
何がどうなったのか、理解できません。

私 『では、これからの業務ですが・・・』

%田さん 『無い』

私 『全然無いんですか?』

%田さん 『無い。あったら言う』

私 『・・・判りました』

狐につままれた気持ちもあったのですが、上司となった%田さんと、今後うまくコミュニケーションが取れるかどうか、不安を感じました。
もともと%田さんは大人しく無口で、マイペースな人だとの認識がありました。
彼は入社以来、一貫して技術畑にいました。
わが社の技術系社員には、無口で口下手、他人とのコミュニケーションがあまり得意でない人も少なくないので、%田さんもその一人なのだと思っていました。


%田さんとの打ち合わせが終わり、しばらくしてから安全衛生係がやってきました。

『休職明けおめでとう。これからは%田さんをサポートしながら、しっかり頑張って働いてね。顧問が話したいって言ってるから、ちょっと来てよ』

気が進みません。いやな予感がしましたが、仕方なく腰を上げ、安全衛生係とともに顧問室へ向かいました。

私 『失礼します』

顧問 『はいこんにちは。こないだはどうも。ゆっくり休めた?』

私 『はぁ・・おかげさまで』

心の中で、あんたのおかげで後半は休養どころじゃなくなったんだけどね・・と呟きました。

顧問 『それはよかったね。ところで、今後の仕事のペースとか、上司と今後のことなんか話し合った?』

私 『さっき話したのですが、仕事は無いと言われて、ちょっと当惑しているところです』

顧問 『ふ~ん、”仕事は無い”かぁ。そりゃそうだろ』

私 『え?』

顧問 『3週間も休んでた人間に、仕事なんかあるわけないじゃん?』

私 『・・・』

顧問 『3週間休養しました、心身の疲れが取れました、これから元通りに働きますって言ったところで、すぐ仕事に戻れるほど世の中甘くないんだよ』

顧問の話が理解できない私は、頭が悪いのでしょうか。
それとも、自分では気付かないうちに、潜在的に顧問に対する敵愾心があって、それで顧問の話が飲み込めなくなっているのでしょうか。

私 『人事や安全衛生係からも、休養が終わったら、元通り仕事に戻ってまたしっかり働くようにと、ずっと言われてたのですが・・』

顧問 『あんた世の中をなめてんの?世間ってのはね、厳しいもんなんだ。あんたみたいな甘ちゃんは、どこに行っても通用しないね』

再び、絶句するしかありませんでした。
休職後の業務に関することを話したつもりなのですが、いつの間にか”世の中論”に変わる、その思考がよく理解できなくなってしまいました。
過労で心身に不調を来たしたので休む、休んだ後は、また元気で働く。
そんなにおかしなことなのか、世の中をなめたことなのか、私にはわかりません。
それとも、顧問の考えが普通であって、私はまだヘンな疲れを引きずったままなのでしょうか。

私 『休んで体調も良くなったので、これからまたしっかり働きます。それが会社にとっても私にとっても、両方にとって良いことだと思うのですが・・・』

顧問 『あんたにさせる仕事なんかあるわけないだろうが!いい加減に察しろよ!!』

吐き捨てる口調。雰囲気が凍りつきました。
私はそこまでおかしなことを言ったのでしょうか?

そこで安全衛生係が割って入りました。

『まあまあまあ。ボージョレ猫さん、そんなに固く考えないで。先生はね、あなたを試してみただけなんだよ』

私 『試す・・・?』

安全衛生係 『そう。あなたが復帰後もきちんと仕事をする意志があるのかどうか、これからの厳しい世の中に打ち勝っていけるかどうかを、チェックしてみたかっただけなんだから。
先生はあなたに対して親身になってくださっているから、つい厳しい口調になってしまったんだよ。ねっ先生?』

顧問は、無言であさっての方を向いていました。

私 『そうですか。お試し、だったんですか』

少し意地悪く答えたつもりですが、彼らには通じているでしょうか。

顧問の”親身な熱意”には申し訳ないのですが、人を試すという行為には、かねてから私は違和感を覚えます。
相手のことを知るのには、いろいろな話をしてみて、その中から相手のことを把握する。それが相手を知る正攻法だと私は思います。顧問の持つ資格である、カウンセラーとはまさにそれが仕事なのでは。
それができないから、手っ取り早く『試す』という行為に出るのでしょうか?
それとも、単に傲慢なだけなのでしょうか?

休職中の面談と今日の面談。
顧問に対して不信感が沸くのは、それだけで十分でした。

今日の面談はここでお開きになりましたが、吐き気を催すような後味の悪さにさいなまれる一方で、今後の仕事が無いことへの不安感が募りました。

席へ戻っても何もすることもなく、安全衛生係に固く言われたとおり、定時で退社しました。

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カウンセラーとの面談
Sat.11.12.2010 Posted in 欝の顛末
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私物を取りに会社へ行った、その翌日のことです。
すごい勢いで安全衛生係から電話がかかってきました。

安全衛生係 『昨日、会社に来たでしょ!?』
私 『事務所に忘れ物をしてたことを思い出したので、取りに行きました。ついでだからメールチェックして、5分くらいですぐに帰りました』
安全衛生係 『休職中なのにどうしてそんなことするの!?顧問が貴方と話したいって言ってるから、明日午後イチで来て!』

”顧問”とは自称「労働カウンセラー」。聞くところでは社長の友人だということでした。
週に1回ほどわが社にやってきて、社員を対象に”悩み相談室”を開いていました。

電話を受けた次の日の13時頃、再度出社。
安全衛生係に伴われて”相談室”へ入りました。
待ち受けていた”カウンセラー”は自己紹介もなく、開口一番、
顧問 『貴方、ほんとうに欝なの?!』

少々面食らいましたが、
私 『・・・そのように診断書をいただいています』

顧問 『社内では、(ボージョレ猫さんは本当に病気なんですか?)って聞いてくる人がたくさんいるんだよ?皆、貴方が仮病だろうって疑っているんだよ?』

私 『私が体調を崩したことは、社長や人事部長や関係者の皆さんすべてにお話してあります。診断書も提出しました』

顧問 『じゃあなんで昨日出社してきたの?』

私 『私物を置き忘れていたので取りに行ったのと、念のために緊急連絡が来ていないかのメールチェックをしました。
万が一緊急案件が入ったとき、対応が遅れてお客様や皆さんにご迷惑をかけてはいけないと思いましたので、メールをチェックしました。
上長と引継ぎや打ち合わせをすることができませんでしたので、何かあってもこちらで対応するしかありませんので』

顧問 『貴方ね、屁理屈ばかり言ってるんじゃないよ!自分だけのんびり1ヶ月も有給使って休んで、他の人がどう思うか考えたことあるの?』

私 『診断書と産業医の先生のアドバイスでは、休むようにとのことでしたので、それに従いました。皆さんにも事前にお話して了解していただいていると認識しています。休職扱いは出来ないので有給を使うようにと言われました』

安全衛生係 『(慌てて)いや、傷病休職扱いにしたらボージョレ猫さんの査定や評価に響くから、それを少なくするために、特別に有給で休むことにしてもらったんですよ。
傷病で休職になった時の査定は最低ランクになるからね、そこを配慮したんだから』

顧問 『まあそこはわかったから。ボージョレ猫さんね、貴方、自分が一生懸命働いているときに隣の人が病気って言って有給で休んだら、どんな気分?
サボってるくせに給料貰うなんておかしいとは思わないの?』

私 『そんなこと思いません。ゆっくり養生して早く元気になって欲しいと思います』

顧問 『あのね、そんな甘いこと、社会では通用しないの。貴方みたいに考える人は、普通いないの。
普通の人なら、みんなが働いてるときに自分だけ病気になって申し訳ないって思うんだよ。それが社会人なの。貴方みたいに病気だからって開き直る人は、普通いないの。
よくそんな甘ったれた考えで今までやってこれたね?』

私 『誰だって一回くらいは病気になると思います・・・病気になりたくてなる人はいないのではないでしょうか?』

顧問 『ほらまた屁理屈だ。それは甘えなの。貴方は病気をいいことに有給を使いまくって、他の人に迷惑をかけてるんだよ?
メールに返事するのが遅れたら客先に迷惑だとか、そんなことどうだっていいの。
貴方が有給を使うこと自体が、会社にものすごい損害を与えてるの。有給は労働者の権利とか言う人はいるけど、貴方は権利ばっかり主張して社会人としての義務は全然果たしてないじゃない。貴方自分ではそういう認識は全くないでしょ?』

私 『体調を崩したら一旦休んで、コンディションを整えてまた頑張るのが、自分にも周囲にもベストだと思ったのですが』

顧問 『それは貴方の勝手な考えなの。貴方の周りがどう思うかが大事でしょ?貴方ほんとに協調性が無いね。だめだこりゃ、社会人失格というよりも、人間として全然なってないね』

悪いけど、私は”顧問”の話し方に対し、だんだんうんざりしてきました。

私 『では、体調を崩しても休めないということですか?』

顧問 『ほらほら感情的になったよ。貴方ほんとに社会人?
だいたい貴方の話はあちこちに飛ぶし、話してて疲れるんだよね~。
仕事仕事ってえらそうにしてるけど、コミュニケーションスキルなんか全然なってないよね。
今まで何やってきたの?本当に仕事してたの?』

私が”相談室”から解放されたのは、16時近くになってからでした。
重たい石のような疲労感に包まれていたことは、言うまでもありません。

しかしそれ以上に、私は会社のお荷物で社会人としてダメ人間なんだという思いに完全に支配されてしまいました。
今にして思えば、社外の”専門家”を利用した見事なマインドコントロールなのですが、そのときは自分に対して情けなく悔しく、もう死ぬしかないのだと思いました。

会社のトイレには首を吊るのに最適な場所は見つかりません。せいぜい手首を切るくらいかな?
吊るんだったら、やっぱり自宅がいいのかも。
それか、泥酔して車ごと崖から転落?でも事故処理が大変かも。
やっぱり会社で死んだほうがいいかな?
死んだら社長とか”カウンセラー”が何を言おうと聞こえないのだし。

そう思う反面、カウンセラーの話に強い違和感を覚えていました。
カウンセラーが、というよりも、会社が彼を使って会社の見解を私に投げかけているのではないか・・・との考えもよぎりました。
そう考えるのは、自分の精神状態がおかしくなったゆえの、被害妄想なのかもしれません。
しかし、会社に対し、強いクエスチョンマークを感じたのは確かです。

とは言え、そう思いながらも、会社はそんなこと考える筈はない、あれはカウンセラーの点数稼ぎのためのパフォーマンスであって、こちらが乗せられる必要なんかないんだ・・・とも考えました。

会社はそんな変なことは言わないと信じていいのか、それとも、もう鬱病社員なんか要らない、と会社は考えたけど自分で言ったら面倒だからカウンセラーに言わせているのか・・・

そういう思いを頭の中でぐるぐる回しながら、自宅へ戻りました。

産業医には止められてはいたのですが、コンビニで酒を買うことも忘れませんでした。


休職中の不安
Fri.03.12.2010 Posted in 欝の顛末
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有給を使って、一ヶ月休むことになりました。
安全衛生係には、休み中は仕事などしないように、と強く言い渡されました。

特にやることは何も無く、ネットカフェで漫画を読んだり街をぶらぶらしたり、眠ったりしていました。

ずっと以前にわが社で働いていた年上の友人とも会って話したのですが、
『うつになる奴って、甘えてるだけだろ?あんた、だらしないとは思わんのかね?』
とお説教されただけでした。

休む前、%田さんとは、今後の進め方や休み中の引継ぎについて話をしたかったのですが、なぜか人事部長がそれを禁止してしまいました。
%田さんからも、まったく音沙汰無しでした。

休んでいる間、取引先からのメールが気になっていました。

%田さんはあと数年で定年、パソコンやメールには疎いタイプです。
仕事のメールが来ても、当然、%田さんはノータッチ、私が処理しないといけないのです。
取引先には私が1ヶ月休むことはよく伝えたのですが、もしも緊急案件が来たら・・・と、たまらなく不安になりました。

『緊急時なのに担当者が1ヶ月も休むのはおかしい!』とクレームが来たら・・・?
それが原因で、社長からまた”連絡会”で吊るし上げられたら・・・?
今度は『汚い』とか『何様?』じゃ済まないだろう。
会議室の中で出席メンバーがいる中で、殴ったり蹴ったりされる光景が目に浮かび、たまらなく不安になりました。


実は、私は衆人環視の中で怒鳴られることに非常な恐怖感があります。
中学2年生のときにイジメられたことが影響しているのだと思います。

あの時は、確か学級会の時でした。クラス全員がいる中で、弁当箱や上履きなどを投げつけられ、顔に軽い怪我をしました。
両親と先生に訴えましたが、どちらも『イジメられる側に問題がある』という意見でした。
人間の世界にはイジメは付き物で、イジメられる側は要領が悪くて周囲をイライラさせるからイジメられる。
弱い者や標準と違っている者は、必ずイジメられる。理不尽だけどそれが人間社会だと。

未だに子供の頃の思い出を引きずっているようで恥ずかしいのですが、どうしても学級会の光景が繰り返し目に浮かんでくるのです。
社長は、あのときイジメを主導していた同級生に雰囲気がよく似ています。
ですから、正直に言うと、彼が不機嫌なときなどは恐怖に感じることもあったのでした。


さて、メールの不安は募る一方でした。
よくよく考えてみれば、私は有給を使って休んでいて、会社から休職命令を受けたわけではないのです。

”・・・自分の権利を使って”自主的に休んだ”という扱いになっているし、万が一取引先に迷惑をかけたら社内の皆にも社長にも迷惑なので、少しくらいならメールチェックしてもいいよね?
そうそう、そういえばメモ帳も会社のデスクの中に忘れてたしそれを取りに行かなきゃいけないって思ってたし・・・”

そう考えて、夕方6時頃にこっそり会社へ行ってメモ帳を取り、軽くメールチェックしました。
幸い、何も問題は起きていないようでした。

安心して自宅へ戻りました。
鬱病持ちは会社を滅ぼす?
Mon.29.11.2010 Posted in 欝の顛末
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早退した日の翌日は一日休み、翌々日に出社しました。
風邪の具合は大幅に改善しているとは言えないのですが、アシスタントもいない一人親方なので、仕事が溜まっているはずです。
その日の”連絡会”は少し雰囲気が違いました。

会が終わった後、社長に呼び出されました。
社長 『風邪を引いたくらいで休むの?あんた何様?俺をナメてるの?』
私 『風邪がひどくて、皆さんに伝染したら確かに大変だし、あの状態では通常のペースで業務が出来るとは思えませんでした・・・』
社長 『あんた、頭おかしいだろ?休みたければ勝手に好きなだけ休めば?』

数時間後、社内掲示板に告知文が貼り出されました。

-- 組織改変のお知らせ :  
ボージョレ猫は **部 部長心得を解任する  
社長は **部の管理監督者を外れ、%田&吉を新たに**部 部長に任命する --

新しく私の上司となった%田さんは60歳過ぎの男性。
昨日までは品質保証調整室(?)にいて、こちらの業務については全くの未経験者でした。


夕方、安全衛生係がやってきました。
『終業時間になったら産業医のところへ行って。体調が悪いんでしょう?先生に診てもらったほうがいいから』

産業医のところで出た診断は、
”鬱病につき3ヶ月の休職を命ず”。


病院から一旦会社に戻ると、安全衛生係が診断書を見せて、と言ってきました。
渡すとそれをしげしげと見つめて言いました。

安全衛生係 『3ヶ月休むのは、無理だね。前例が無いし』
私 『はい、自分もそう思います、仕事に支障が出るので』
安全衛生係 『休むのならせいぜい1ヶ月だね。あと、傷病での休職は認めないから、有給使って』
私 『診断書はどこに提出すれば・・・?』
安全衛生係 『まだ%田さん来てないから、社長に渡して』

診断書を持って社長のデスクへ行きました。

私 『社長、産業医の先生に貰った診断書を提出します』
社長 『俺そんなもの見たくないから』
私 『安全衛生室からは、社長に提出するようにと・・』
社長 『俺関係ないから。提出したかったら人事にでも出して』

それっきり、社長は顔も上げませんでした。

診断書を持ったまま、もう一度人事部へ。

安全衛生係 『あれ?社長に受理してもらうようにって言ったよね?』
私 『いえ、社長は、人事に提出するようにと・・・』
安全衛生係 『あぁ、そういうこと。じゃあこっちで預かっておきます』
私 『よろしくお願いします』

そのまま立ち去ろうとしたら、安全衛生係に呼び止められました。

安全衛生係 『ちょっと待ちなよ』
私 『はい?』
安全衛生係 『ボージョレ猫さんの部署の管理者は%田さんになったでしょ?それって、結果的には貴方が社長を追い出したことになったんだよ?』
私 『・・・は?』
安全衛生係 『は、じゃないって。社長も本当は管理者を続けたかったんだけど、貴方のせいで降りなければならなくなったんだよ?その辺、わかってる?』

・・・・???

私 『それって、その人事って、社長がご自身で決められたことなのでは?』
安全衛生係 『だから、貴方がそうさせたんだって。貴方が社長を追い出したの。そこは反省するところでしょう?』

私は既に、精神に異常を来たしていたのですね。
安全衛生係の言っている意味がわかりませんでした。

私は、疲れが溜まって体調を崩したので、少し長く休みなさい、ということになっただけだと認識していました。
普通の人が、入院して1ヶ月休むのと同じことだと考えていました。
しかし私の場合は、単にそれだけで済む問題ではなかったのですね・・
そこまでは考えが至らなかった私はKYです。

わが社で働いている以上、体調を崩して1ヶ月休むということは、社内で組織改変や人事異動を起こさせ、誰かが(社長が)不本意な異動をしなければいけない事態にまで至ることを意味していたのです。

以前、胃潰瘍やケガで入院した人が何人かいましたが、彼らのケースでは人事異動や組織改変が行われたとは聞いたことがありません。
彼らは普通の傷病だったけど、私の場合は鬱病だから・・・?

そうですよね。
鬱病ってそういう病気なのですよね。
鬱病になった人間は、周囲の人間を苛立たせ、会社の機能を破壊してしまう。
インフルエンザや感染症よりも深刻な病気だったのですね。

”欝は心の風邪。誰でもかかる可能性がある”
”慢性的に疲労が溜まっていると欝になりやすい”
”鬱病になるサラリーマンが増えているため、多くの企業は社員のための休職・復職プログラムを導入し、メンタルヘルスへの取り組みを行っている”

私はサラリーマンの鬱病について、ネットである程度情報を調べたりしていました。
しかしそれらは全て、遠い世界のこと、現実にはあり得ないことだと知りました。




壊れた
Fri.26.11.2010 Posted in 欝の顛末
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研修生たちは、ケガや病気や事故もなく、元気に帰っていきました。
彼らを見送った後、私はひどい風邪を引いてしまいました。
明らかに疲れから来るものでしょう。

しかし、
『ちょっと深夜残業が続いたくらいで風邪を引くなんて、自分はたるんでいる。自分は弱すぎる。
うちの会社はゆるい。大企業はもっと(以下略)』
思考で出社、普通に業務をこなしていました。

何より、研修生がいた頃よりも早く帰れるし、土日も自分の時間が取れることは嬉しいと思いました。
ゆっくり体を休めて、早く風邪を治そうと思いました。

しかし風邪はなかなか治りません。
とうとう、咳が止まらなくなりました。
特に”連絡会”の出席メンバーにはタバコを吸う人がいますので、会議中の咳は更にひどくなる一方でした。

そして。

『風邪引いてるんだったら俺のそばに寄るな!伝染るだろうが!汚い!!』
例によって「連絡会」で社長に叱責されました。もちろん、皆の前です。

灰皿が飛ばないだけ良かったと思うべきなのでしょう。
私は会議が終わった後、トイレで大量に吐きました。
熱は特に無いし、血を吐かなかったので、たぶん大したことはないのです。
涙を拭いて、仕事に戻ろうと思えば戻れたのです。

しかし私は、病院に行ってそのまま帰宅したくなりました。

もう一人の自分としばらく葛藤しました。
自分A 『もうダメ、体がついていかない。それに頑張って働いてきたのに、社長にあそこまで言われて、もう自分はダメなんだ、もう何もできない』
自分B 『たかが咳がひどいくらいどうってことないはずだ。お前はたるんでる。お前は怠け者だ。仕事に戻れ。今日は少し早く帰ればいいだろう』
自分A 『でも机に戻ったら今度は何て言われるかわからない。怖い。一人になりたい』
自分B 『社長だって口が滑っただけだ。ちょっとイライラしてただけだろう。お前が勝手に怖がってるだけだ。イライラの原因はきっとお前にあるんだ。でもなぜなのかわかってないだろう?だからお前はダメ社員なんだ』

私はこらえ性のない、わがまま者です。
組織に馴染めない社会不適応者です。
自分Bの言うとおり、踏みとどまったほうが良いのは、頭ではよくわかっています。
でもごめんなさい。もうダメです。
ごめんなさい。私をいくら罵ってもいいです。
ごめんなさい。自分Aに従います。

社長は”連絡会”の後、出張か接待かで不在でした。
人事部長に
『すごく体調が悪いので今日は帰宅していいですか?できれば明日も休ませてください』と尋ねました。
人事部長は、
『わかった。今日明日はゆっくり休みなさい。社長には僕から伝えておくから』と言ってくれました。

しかし後日、自分Aに従ったことを後悔することになったのでした。

過労ハイテンション
Thu.25.11.2010 Posted in 欝の顛末
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そんなある日、取引先の紹介で、バングラデシュから5名の研修生がわが社にやって来ました。
彼らの滞在期間は1ヶ月。
私は、彼らの滞在中のお世話をすることになりました。
社長からは、
『わが社のお客様の紹介なのだから、できるだけ手厚くもてなすように』
との指示がありました。
彼らへの実習指導や簡単な日本語レッスンに加え、毎日の食事の世話、寮~会社間の送迎、休日の観光案内、悩み相談など、細々とした生活の面倒を見ました。

その間、実質的に自分の仕事ができるのは、彼らに夕食を食べさせて寮に送り届けた後でした。
だいたい夜9時から始め、一段落するのは深夜の1時頃でした。
そして2時頃に自宅に帰ってシャワーを浴び3時頃に仮眠。
朝は6時に起き、研修生の寮へ出向き、彼らの朝食の準備をして彼らとともに出社する毎日でした。

できれば土曜日と日曜日の日中にも仕事を片付け、平日はせめて12時頃に退社したいと思いました。
ですが、土日は欠かさず彼らを買い物や観光地に連れて行くようにと指示されていましたので、やはり土日の日中も仕事のためのまとまった時間が取れず、結局深夜まで仕事をしていました。

寝る時間以外は彼らと一緒、それ自体は全く構いません。
彼らが日本の技術を学んで、日本を好きになって帰ってくれれば、それだけでもやりがいがあって嬉しいものです。

ですが、そのときは運悪く、まったく体調が良くない状態でした。
『ウチの会社はゆるい。大企業だったらもっときつい。
自分は仕事が捌けないのに、ラクをしている。
このくらいの仕事もこなせなかったら、自分の行き場所は無い。
社長や役員たちに嫌われる。
もうどこでも雇ってもらえない』
毎日自分にそう言い聞かせながら、何とかこなしていました。

不思議なことに、体がきつい時に長時間労働をすればするほど、逆に疲労感が消えてしまうように思えました。
頭もすっきりして、徹夜だってOK!という状態になっていきました。
今にして思えば、疲労を意識しないように潜在意識が勝手に脳を麻痺させていたのかもしれません。

有給取得は大罪
Wed.24.11.2010 Posted in 欝の顛末
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10年前、私の部署には部長を含め4名が在籍していたのですが、1年以内に誰もいなくなりました。
皆、なぜか同じ年にバタバタと辞めていったのでした。
一人取り残された私は、「名ばかり管理職」としてその部署を一人でマネジメントすることになりました。
それから約6年間、月に平均2週間ほどの出張と、日付が変わる時刻までの残業に明け暮れた日々が続きました。

体の不調が出てきたのは、4年前でした。
突然、めまいがしてものすごく気分が悪くなり、点滴。
慢性的な貧血と頭痛、吐き気。
不眠。やっと寝入っても早朝の3時か4時に目が覚め、その日一日はかなりきつい。
風邪を引いたら、2ヶ月経っても治らない。
毎日、朝~午前中にかけてのどんよりとした疲労感。

今思えば、いいかげん休んでよ、と体がSOSを発していたのでしょうか。

ある日、仕事が一段落した時期を見計らい、少し休んでリフレッシュしようと、2~3日ほど有給を取ることにしました。
申請のとき、社長は快くハンコを押してくれました。

休みが終わって出社した後、管理職用の回覧資料の末尾に、
『ボージョレ猫氏に告ぐ。貴方が有給を取ったおかげで周囲は迷惑した。反省してほしい』

・・・ハァ??

この告知文を書いて回覧したのは、有給届けにハンコを押した当の本人である社長でした。
迷惑といっても、具体的にどう迷惑だったのかは書かれていませんでした。
有給届けを出した前後、私は休暇中はどんな事態が起こっても対処可能なようにしていましたし、そのことをきちんと社長にも説明し、彼も納得して了解してくれたのです。

そもそも有給を取ったことが、『後で』問題になるのもおかしい。
全く関係の無い業務用の回覧資料にわざわざ皆に見えるように「有給取得は迷惑」と書き込んであるのも腑に落ちない。

社長には、
「私の留守中には、何も問題は生じなかったこと」
「(有給届け提出時にもお話したとおり)緊急時には電話やメールなどで連絡を取れる体制をきちんと構築していたこと」
「有給取得を認めていただいたのは社長であり、ほんとうに迷惑がかかるようであれば、ハンコを押す前に話していただきたかった」ことを、再度説明しました。
社長の話では、私の不在中に他の役員が「なんでボージョレ猫が有給なんか取っているんだ!?」と騒いだのだそうですが・・

しかしそれからというもの、不調があっても有給をとり辛くなってしまい、休暇でリフレッシュどころか、ストレスでますます体調は悪くなる一方でした。


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